「カーポート倒壊400件」
記事の内容は、関東地方が中心ですが、こちら福島市・郡山市でも多くのカーポートが積雪により、倒壊したのを思い出します。
積雪地でカーポートを選ぶ際に特に重要になるのが、「屋根の耐荷重仕様」です。
倒壊したカーポートは、その耐荷重が20cm仕様のものがほとんどだったそうです。
安心してお使い頂ける積雪量の目安は、積雪の高さだけでなく、その雪質も重要です。
カーポートのカタログ上で記載されている「耐積雪量」は、新雪の積雪量を元にしており、締雪(しまりゆき)、粗目雪(ざらめゆき)になるに従い、含水率が上がり、同じ高さの積雪量でもより重くなっていきます。
また、新雪であっても解け出したり、雨が降ったりして水の比率が上がりますと、同様に大きな荷重となります。
下記の表は、積雪後の雪おろしの目安を示したものです。