緑色の澄んだ輝きがまるでエメラルドを彷彿とさせる“アイビー”
葉の美しさは観葉植物や公共の緑化工事など幅広く貢献し、すっかりお馴染のツタ性植物です

原産国はヨーロッパ・北アフリカ・アジア(西アジア)とかなり広範囲で分布しています。
アイビーをはじめとする長いツル性の茎が壁面をよじ登る性質は、世界的に見ても利用価値があるため、園芸界でも重宝されているといいます!(・o・)
アイビーが壁や石垣をよじ登る力は気根(地上部から生えてきて土からはすっかり露出している根)にあります

特に古いツタを見ると、まるでムカデの脚のようにたくさんの気根が発生していて、しっかりとしがみ付くように伸びているそうです。。
この勢いがあってこそコンクリートの壁の緑化が可能になりますし、時には壁を覆い尽くし建物自体をスッポリと包んでしまう場合もあるワケです…

ヘデラと呼ばれる由来はその草姿からきていると言われています
ギリシャ語で『座る・密生する・よじ登る』という意味のhedra、ラテン語で『しがみ付く・くっつく』という意味のhaerereという言葉があるそうです

寄せ植えのグリーン担当としてもよく知られ、他の草花との相性もピッタリなため、使われる場面が多いです(^∀^)
(寄せ植えとは本来、育つ環境が似ている草花を植えることだそうですが、アイビーは何度でも使い回しが出来るので良いですよね♪)
また棚の上や吊り鉢からツタを垂れさせてインテリアプランツとしても使用され、今後ますますアイビーの活用が気になります~
