Ⅱ.シンビジウムの栽培特性・肥料栽培特性は
日当たりを好み、
水やり・肥料は多めで管理します(^^)/
ちなみに、
シクラメンを元気に育てられるお家は
シンビジウムを長くお世話できる環境に該当します(結構大事なポイントです☆)
シンビジウムは
日光が大好きです

霜に当る心配のなくなった
5月頃は
戸外を管理場所にしても大丈夫です(※暑さ和らぐ
9月頃も可能です)

7・8月に入ると、
強い日差しによって
葉焼けしてしまいます
!猛暑は苦手なので、
日陰に移動させ
風通しをよくしましょう。。
10月半ば、
最低温度が15℃ほどを下回り、
霜が降る心配が出てきたら
室内へ移動させます
耐寒性が良いとされますが、耐寒温度ととして
5~7℃以上は必要になります

朝晩の
寒暖差が大きいと、
花芽は黄色に変色して
腐ってしまい、
葉っぱも落ちやすくなります

暖房の風は当ると
植物体が傷み、あたたか過ぎると
花が早めに落ちてしまうそうです(・。・;
水やりは
土の表面(または
水ゴケ)が
乾いたらたっぷりめに与えます(触って確かめてみましょう)

特に
夏場は
乾燥しやすく、
根っこも張り始めるため水分をよく吸収します
!様子を見ながら、
朝と夕の2回に分けて水やりをするのも大事です

9月頃は
乾燥気味に管理します。
9月もまだ残暑では?…と思われますが、シンビジウムの根元には
水を溜めておく膨らみ(
バルブ)があるので、水切れを起こすことがあまりありません。。
実際水やりをしても、かなりギュウギュウに詰めてある土や水ゴケに、
しっかり浸みこんだか分からないものです…(・_・;)
なかなか
水を吸収しない時は、
水の入ったバケツに鉢を浸けて
10分以上そのままにしておきます

(※このやり方は普通の鉢花でもできます。
水切れで萎びてしまった場合に使用できますよ

)
また
受け皿を敷いて水やりをした時は、皿に
溜まった水はこまめに捨ててください
!溜めたままだと
湿ってきて
根元から腐ってしまいます
肥料もよく与えます(^^)/
春になって
新芽が出てきたら
固形肥料(または洋ラン専用の肥料)を施します(その後
バルブが太くなる秋まで続行)。
その他に
液体肥料(または洋ラン専用の液肥)も
2週間に1回くらい施します

暑さで
弱ってきているようなら、とりあえず
肥料を与えるのは止めます。↓病気は葉枯病・軟腐病・ウイルス病・モザイク病です
↓(※葉・花・バルブでかかる病気は
それぞれ違います)
●
葉枯病…
カビが原因。葉の先が
褐色に変色、
枯れてしまう。小さい黒い斑点がでる。
●
軟腐病…
細菌が原因。部分によって
褐色・
黄褐色に変色、
溶けたような感じ、
悪臭を漂わせる。
●
ウイルス病・
モザイク病…
ウイルスが原因。
色が抜け、
モザイク模様・
斑点ができる。
完治することはない。
↓害虫は
ナメクジ・
アブラムシです
↓○
ナメクジ…外に置いてある場合、
新芽・
つぼみなどを
食害することがある。
誘殺剤などで防除する。
○
アブラムシ…
葉や
茎を
吸汁して被害を出す。
薬剤散布などを行う。