ライティングノーム

こんにちは。竹山です。
今日はライティングのお話し。

カメラを始めた頃はライティングは無用の長物と考えていたことがありました。
実在するものの良さをありのままに写すことが大切と考えていたからです。
しかし、現実は意外と味気ないものと気づかされます。
どんなに好きな物・事でもシーンの光が良くないとステキに思えないのです。
反対に何気ないものの中でもハッとさせられる場面には必ず良い光があります。
木漏れ日や夕日、キャンドルや窓からの日差し。
演出されたものでなくとも光がシーンを印象深いものにしているのは間違いありません。
ものの良さを引き出す手段として照明での演出は必要なものと考え、最近少しずつ取り入れています。

そこで、新しい機材ソフトボックスを導入しました。
テストがてらに会社のノーム人形君と撮影会をしましたのでご覧ください。

変哲のないノーム
今回、撮影にご協力頂いたノームさん(青いシャツの方)
長いこと会社の片隅で室外機の風を受け続けてきた彼ですがライティングひとつでどこまでドラマティックに仕上がるでしょうか。
まずはポートレート基本ライティングから見ていきましょう。

※以下、クリックで画像拡大
バタフライライティング
バタフライ ライティング

鼻の下の影が蝶のような形になります。
頬が細く見え痩せた印象
ループライティング
ループ ライティング

鼻の片側に円弧状の影ができます。
鼻筋やフェイスラインが整っていると映える
スプリットライティング
スプリット ライティング

顔の反面に影ができます。
とにかくインパクト重視

レンブライトライティング
レンブラント ライティング

鼻の片側斜め45度に影が伸びます。伸びた側の目の下に逆三角のハイライトができます。
重厚感のある力強い印象

同じ位置から撮影しているのに、ライティングの仕方だけで全く違った印象になります。
人形なのに表情や体格まで違って見えるから面白い。
それだけ光の効果は強力という事です。侮れないのです。
さらに1灯ふやし2灯での撮影。
サイドと背後から1つづつ照らしています




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そこにいるかのような実在感。
照明を利用すると現実よりもリアルを表現できます。

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実に生き生きとした表情です。
AAA9460
人形でも焦点の位置に入ると
意志を持って見ているかのようでドキッとしますね。



なんだかホラーテイストになってしまいましたが如何でしたでしょうか。
照明によって演出することでよりリアルな表現ができます。
脚色感とリアル感の匙加減が難しいですが効果的に使用していきたいと思います。