科名 キク科 ダリア属 春植え球根

別名 テンジクボタン(天竺牡丹) ダーリア(Dahlia) 他

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Ⅰ.ダリアの主な概要

その存在感はさながら『ハイカラ西洋牡丹』、“ダリア”
開花期間も程よく楽しめ、定番の球根植物です

原産地はメキシコまたはグアテマラです。
発見されて数百年の間にも、20000種を超える園芸品種が誕生しました

花形や色で分類されていますが、花色飛び抜けて豊富です!
主な花色は・白・ピンクオレンジで、青以外はすべて網羅していると言えます( ・´ー・`)

葉色も緑色銅葉(黒っぽい)といったカラーリングです。
花びらの模様も爪白絞りなど特徴的なものがあります

開花時期は夏~秋、花が咲き終わると茎葉が枯れますが、球根は残ります
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Ⅱ.ダリアの栽培特性

栽培もさほど難しいわけではありません。
ただ、高温多湿だと花が咲きにくくなってしまいます

ダリアの開花期間は長く、にかけてです。
特に秋になると花数が増え、色もより鮮やかになります!

日当たり風通しの良い場所で管理します(^^)/
日照不足は花付きが悪くなり、徒長して株が弱くなる原因にもなります

ただ日光を好むといって、極端に気温の高い場所直射日光の照りつける場合も、株が弱ってしまいます…

半日陰に移動させたり、遮光できる環境にする必要があります!

また地面に直に置くコンクリートの照り返しが強いのも、傷む原因になるそうです…
水やり イラスト

水やりは、基本的に土が乾燥してきたらになります。
庭植えの時は、降雨だけでも水やりになります夏場の乾燥しやすい時期はしっかり水やりをします)

また葉水をし葉についた汚れを落としたり、ハダニ予防をしたりするのも良いでしょう
ただ花やつぼみに水がかかると、しぼんでしまう場合があるそうです

肥料ですが、あまり与え過ぎると花色がボケてしまうそうです…

元肥は緩効性肥料を施します。
追肥ですが 庭植えが固形の油かす化成肥料、鉢植えが液体肥料になります(^^)/

適期は花が咲く前の初夏、再度生長を始める秋口です。
ダリア 球根

ダリアの球根についてです。

寒さに弱く、0℃以上で枯れてしまいます凍結すると腐ります

0℃以下の地域なら外での冬越しが可能ですが、そうでない場合は秋になったら掘り起こして保存します(傷めないように!)。

木箱内をビニールで覆い、腐葉土やおがくずなどを詰めて貯蔵するのが良いでしょう

球根の植え付けについてです。
適期は3~4月、桜が咲く頃がベストだそうです

土の深さを5~10cmにし、細い首部分(クラウン)が上になるよう斜めに寝かせ、植え付けます
※土の深さは品種によってマチマチなんだそうです。

ダリアは酸性土が苦手なので、苦土石灰を含ませて、あらかじめ中和しておく必要があります!

また連作障害を引き起こすのも、ダリアです。
1度ダリアを植えた場所には、2年ほど間を置かないうちは、植えないようにしましょう
ダリア 手入れ

お手入れについてです。

生育期間中、根元にわき芽が出てくるようになります…
次第に枝分かれし、つぼみを付けます…

花数は増えますが、1つの花が小さくなってしまうそうです!
…やっぱりダリアは大きい方が見栄えはしますよね

早めにわき芽を摘み取って、栄養を分散させないようにしましょう

夏は暑さによって株が弱ってしまいます…
場合によっては、咲かずに枯れる花色が悪くなることがあります(もちろん咲き休みする時もあります)

夏バテしてしまった株は、根元から35cmくらいの茎を切ってしまいます
秋になるとわき芽が伸び花が復活するそうです!

切り口から水が入ってくるのは良くないので、節のギリギリで切る切り口をアルミでふさぐ など対処しましょう。。

病気は灰色カビ病青枯病ウィルス病など、害虫はアブラムシスリップスズイムシハダニなどです
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Ⅲ.ダリア・オブ・エピソード

ダリアの自生地はその昔、アステカ帝国でした。
その当時、現地の言葉で水笛(ストロー)を意味する『アコクトリ(アココトリ)』と呼ばれ、神聖な花とされていたそうです

1790年、メキシコ植物園のセルバンテス園長からスペインのマドリード植物園のカバ二レス神父宛に、種を送りました
その種は見事に開花し、のちにアンドレアス・ダールという植物学者にちなんで、ダリアと初めて命名されます!

その後ヨーロッパの各地で、ダリアの栽培及び品種改良が盛んに行われるようになりました。


そんなダリアにすっかり魅せられ、ダリア狂になってしまった人物がいます(;´・ω・)

ヨーロッパを代表する偉人、ナポレオン…の皇妃ジョセフィーヌ・ボアルネです
彼女はダリアの花を独占的に育て、絶対に球根を他者に譲ろうともしない…困った性分の持ち主でした。。

しかし!どうしてもダリアの花を咲かせたかった、侍女の1人が盗みに成功 (やったね!侍女さん)

自分の美しいダリアが侍女の庭で咲いていることを知ったジョセフィーヌ様、多分当初はヒステリック爆発だったことでしょう
…徐々に『ダリアが自分だけの特別な花ではなくなった』という実感を覚え、ダリアへの愛も冷め切ってしまったという話です…


やがてオランダ船に乗って、日本へ渡来します(^^)/
明治時代半ばを過ぎると、様々な品種が伝わり、栽培も盛んになり始めました!
さらに明治末期、赤坂で初めての品評会を開催し、ハイカラな西洋草花として知られるようになります

また大正時代には『日本ダリア会』が立ち、昭和初期戦後に渡り流行っていたそうです。
ダリア アップ
白地にの“絞り”がホントに繊細で美しいですよね…。。
確かに独占欲湧かないのも、何となく分からなくはないですが…

ダリアをモチーフにした花簪もあります(*^^*)
他にもブローチや写真立てのちょっとしたアクセントになんかも使われていたりするそうです……オシャレですよね~


ダリア アイテム

ダリア カラフル
Ⅳ.ダリアにまつわるETC…

ダリアの花言葉をご紹介します(^^)/

華麗』『優雅』『気品』『威厳』『厳格』など…です。
また『移り気』『不安定』『裏切り』といったマイナスな言葉もあります

色別にも付けられています!
華麗栄華優雅優美』白『感謝・豊かな愛情』と分けられています。

鉢花をラッピングしたり、アレンジ花束でまとめても、とっても豪華
贈り物におススメです(…マイナスな花言葉を気にしなければ、ですが。。)

ダリアの魅力がちょっとでも伝わりましたら、幸いです(*´▽`*)