ほていあおい 布袋葵

科名 ミズアオイ科 ホテイアオイ属 常緑及び半常緑の多年草(水生植物)

別名 ホテイソウ(布袋草) ウォーターヒヤシンス(Water hyacinth) ミズタマ・スイギョク(水玉) ウキクサ(浮草) 他

ホテイアオイ
Ⅰ.ホテイアオイの主な概要

ぷっくりとした葉柄と落ち着いた優美な花が特徴の“ホテイアオイ”
淡い花色のコントラストが涼やかな印象を与えます

原産地は南アメリカの熱帯~亜熱帯地域です。
分布は広く、世界中の熱帯・亜熱帯・温帯の地域に及びます(゜o゜)

ホテイアオイの『ホテイ』は七福神でお馴染みの布袋様、丸みを帯びた葉柄が布袋様のお腹によく似ているため、由来します

(※かの有名な某ギタリストとは関係ありません…スミマセン

また花の形や咲き方がヒヤシンスに似ている点があり、英名でも
ウォーターヒヤシンスと呼ばれています!


一般的な楽しみ方としては、メダカや金魚といった観賞魚と一緒に、水鉢池植えにすることです。
…非常に風流で夏らしい演出ができますね

しかし“所変われば品変わる”ように、中国東南アジアでは食料飼料となっているそうです
ホテイアオイ 水生

ころころとした浮袋(葉柄)が可愛らしいですね。
…でもこの鉢ではみんなキツそうな感じがします



お隣は水生植物専用の土になります
パッケージにはスイレンがプリントされていますが、もちろん水草にも適用します
裏面には植え付け方のポイントが記載されていますので、ぜひ参考にしてみてください

ホテイアオイ 土

Ⅱ.ホテイアオイの栽培特性

ホテイアオイは基本的に日当たりよく管理していれば、あまり手がかかりません

春~秋にかけては戸外で育てるのがベストです(※室内の水槽だと日照不足により、株全体に締まりがなくなってしまうそうです)。
霜に当たると枯れてしまうので、水鉢・池植えどちらも 移動→冬越し→暖かくなったら(※5℃以上)元の位置 という流れをとります

また風当たりの強い場所を避けてください!


水やりの必要はありません
ただし、水の交換は2週間に1回は行いましょう(※特に水が傷みやすい夏場)。

水に浮かべているだけでも生長はしますが、花付きは悪いままです
鉢底に培養土(荒木田土)・泥土を入れ、地下茎を植え込み、15cmほどの水深に調整します。


肥料は必要ありません
株自体を巨大化させ、ますます増殖させてしまう原因になってしまいます
花付きが悪い時は、ただの泥土(肥料分が含まれていない)中に少量の肥料を埋めます!
またメダカなどを飼っている場合は、フンが栄養分になります。


増やし方も簡単で、地下茎を株分けして土に植えるだけです。夏場、急激に増えます…(;´・ω・)
…尋常じゃないくらい増えるので、株を間引くことが必要になってきます
ホテイアオイ シギ

ホテイアオイ メダカ
ホテイアオイのある風景です
鳥の親子の周りはすべてホテイアオイの葉です!
メダカを泳がすと、やっぱり良い画になりますね~

ホテイアオイ 鉢
Ⅲ.ホテイアオイにまつわるETC…

ホテイアオイの花言葉をご紹介します(^^)/
揺れる心(思い)』『恋の楽しみ(愉しみ)』『好意』『(移りやすい)恋の悲しみ』です。
控えめですが、何となく切ない感じの花言葉ですね

そんなホテイアオイですが、実はかなりの荒くれ者でした
水生植物の中でも抜群の繁殖力を誇ります(…別に誇ることはないですが。)

水面を覆いつくし他の水生植物を枯死させたり、腐ると悪臭を放つため環境に悪影響を及ぼします…(;・∀・)

さらに他の動植物に害を出すアレロパシーという物質を含んでいるそうです!
…さすが青い悪魔(実際そういう別名があります)、化け物です、モンスターです。。

過去にはビクトリア湖で増えに増えて、数年で8割ほど覆いつくした伝説があります…(´・ω・`)

しかし、園芸用に改良されたものはそこそこ増えますが育てやすく水質浄化の効果があるんだそうです
…増え過ぎたら、安易に捨ててしまわないようにしてください。

これからのシーズンは水草でウォーターガーデンをエンジョイしてみてはいかがでしょうか