科名 キク科 ヒャクニチソウ(ジニア)属 1年草

別名 ヒャクニチソウ(百日草) チョウキュウソウ(長久草) ウラシマソウ(浦島草) シャッポバナ ユース・アンド・オールド・エイジ(Youth and old age) 他

ジニア 花苗
Ⅰ.ジニアの主な概要

降り注ぐ日差しの下、一際華やいでいる“ジニア”
生長が早いながら長く花を楽しめるため、初心者でも安心です

原産地は中央メキシコです。
また、ブラジルのリオデジャネイロでは『幸福を招く花』『魔除け』とされていて、お祭りのパレードでよく使われているそうです(*´▽`*)

…何とも微笑ましい限りですが、ジニアの魅力は花の形草姿のどこをとっても存分に引き立つことでしょう

ジニアの別名は上述の通りですが、興味深いものが多いです
だいたいは、花持ちの良さ長期間咲き続ける性質が表されています(例:長久草/浦島草/ユース・アンド・オールド・エイジなど)。

またジニアの花の中心部分の盛り上がり山高帽子(シャッポ)に似ていることから、シャッポバナと名付けられました
ちなみにソンブレロという品種は、その色や形がまさしくメキシコ帽を彷彿とさせるそうです('ω')

さらにアメリカでは『Everybady Flower(みんなの花)』『Poor House Flower(貧しい家の花)』『Garden Cinderella(ガーデン・シンデレラ)』とも呼ばれ、庶民的な花として知られています
ジニア 寄せ植え
オレンジのジニアが入った寄せ植えです
ジニアのカラーも出しながら、バランスがよくとれていて、他の草花との色彩美も抜群です~♪
…こんな雰囲気の寄せ植え、1度でいいから作ってみたいですね

☞ジニアの元気な植物体をサポートする肥料たちです
どれも効き目が長い物を掲載させていただきましたm(__)m
用法・容量は正しく使用してください。(…植物も同じですね

ジニア 肥料

Ⅱ.ジニアの栽培特性
 
ジニアの栽培特性は、日当たり水はけが良い環境だと育てやすいです
つまりは日光によく当てながらも、水切れさせないようにするのがポイントです(^v^)


耐暑性のあるジニア、日向はもちろんですが直射日光にも強いとされています(※対して耐寒性は弱いです。)
日陰では日照不足に陥り、花付きは悪くなってしまいます…。


水やりですが、表面土が乾燥したら必ずたっぷりと行いましょう
特に夏場は蒸発するのが早いので、水切れが起きやすくなってしまいます(※はもちろん2回は必要です!)
萎びて見かけも悪い上、乾燥状態のままでは株自体も弱まってしまうそうです…。
水やりしても水切れになってしまう場合は、場所を半日陰などに移動させましょう


肥料ですが、肥料切れさせない程度に施します
元肥として緩効性タイプの固形肥料を混ぜ込みます(※このタイプでの追肥は1ヶ月に1・2回程です。)
また、追肥として液体肥料1ヶ月に2・3回程に施します

開花時期なのに花があまり咲かない…そんな時は肥料切れをしていると考えてもいいでしょう(´・ω・`)
花を次々に咲かせるためにはスタミナが必要ですからね


手入れですが、花ガラ摘み切り戻しの作業になります
咲き揃った姿は見事ですが、咲いて終わった花はいつまでそのままにはしておけません
傷んで見かけも悪く、病気を蔓延させる原因にもなり、おまけに種を作るため余計な養分まで消費してしまいます…。

ある程度咲いたら、もったいない気もしますが早めに摘み取ってしまうことをお勧めします
(※花の真ん中である花芯が盛り上がってきたら、間もなく咲き切る頃のサインです☆)

花ガラだけを摘むのも有りですが、1・2節残して切り詰める方法もあります(※他の部分はカットしてしまいます。)
この時、茎をなるべく短く切った方がわき芽の伸びに勢いがつきます(^_^)v


病気はうどんこ病白い粉状のカビが密生、やがて枯死する)・モザイク病モザイク状の斑を発症、株の萎縮)・斑点細菌病(病斑部は透かすと黄色い、落葉する)などです

害虫はアブラムシ葉茎を吸汁モザイク病などを媒介)・ハダニ葉裏を吸汁、葉を枯らす)・ナモグリバエ(葉の表面に曲がりくねった白い痕が残る)・ズイムシ茎の途中が枯れる、茶色で粉状のものが出る)などです

薬剤散布
、被害にあった株の処分、害虫の捕殺などに努めましょう

地植えにする際は、マルチングなどで地表面を守ると良いでしょう
雨の跳ね返りが葉に付着すると、細菌から病害虫の被害にあいやすくなってしまうそうです!
ジニア 品種
Ⅲ.ジニアの歴史・品種

ジニアの栽培自体、さほど古くはありませんし、どちらかと言えば歴史も浅いです。
ですが、今現在の品種が出来るまではかなりの改良を重ねていたそうです……ざっくりとご紹介します(^^)/

もともとジニア(・エレガンス)は中央メキシコに野生する、紅紫色をした一重咲きの花でした

18世紀半ば頃、ドイツ経由でヨーロッパに導入されましたが、あまり改良も行われなかったそうです(゜o゜)
ところが19世紀に入ると、八重咲きカラフルな花色が次々に生み出されるようになります

その後、アメリカに渡ると改良がより顕著になっていきます!

アメリカでの改良はまさにジニアの全盛期でした
巨大輪のダリア咲き独特な花色のタイプが作られ、1968年には矮性品種サンベリナが名誉あるAAS(オールアメリカン・セレクション)で金賞を獲得しました(゚д゚)!

ちなみに日本に伝わったのは江戸時代後期だとされます。
当時は『長久草』と呼ばれ、品種改良はおろか、もっぱらお盆にお供えする仏花として重宝されていました
だいぶアメリカから遅れをとる感じで改良を始めたものの、見事AASへ入賞した品種もあります!


こうした経緯がありジニアには多様な品種が存在するのです

高性大輪系草丈1mは超えるため花壇のセンター向きです
咲き方にもダリア咲きカクタス咲きがあります。

中輪系茎がしっかりしているため切り花向きです
プミラという品種は切ってもわき枝を伸ばし咲くタイプもあります!

矮性系…茎は太めで草丈もコンパクトなため、ガーデニング向です
花が大きいものは小さいながらボリューミーです♫

小輪ポンポン系小輪で小ぶりな姿が可愛らしいため、
切り花兼用として活用できます
品種により、一輪ざしコサージュにできるそうです♡

数ある品種の中でも一般的な園芸品種エレガンスリネリアスプロフュージョンになります(*^^)
ジニア イラスト
Ⅳ.ジニアにまつわるETC…

ジニアの花言葉をご紹介します(^^)/

遠い友を思う』『(別れた)友への想い』『』『旧き良き時代』『いつまでも変わらない心』『幸福』『高貴な心』…です。
その一方、『注意を怠るな』『薄らぐ友情への心配』などもありますが、友達思いの優しい花と言えるでしょう

友達間でのプレゼントに是非おススメですよ♪


ジニアの楽しみ方をご紹介します(^^)/

主に花壇鉢植え切り花フラワーデコレーションとして、フルに活用できます
特に芝生が手前にある花壇だとジニアが一際映えて見えるそうです

ジニアだけで花壇を構成する場合は、草丈花の大きさなどを考えてみると面白いです
(例:高性大輪を後列に、中高性を中間に、矮性種や草姿が独特な品種を前列に配置。)

また広めの花壇では矮性種のみを植え、模様を描かせるとなかなかの迫力が味わえます('ω')
ちなみに、プランター植えに向いているのも矮性種です。

ジニアの他に花苗を植える場合は、見た目色合い対象的にすると、うまく調和がとれるそうです
特に藤紫色の花(例:バーベナ・サルビアなど)がやわらかく落ち着いた色彩をプラスしてくれるとの事です


切り花として利用できるのも、花持ちの良さがあるからです
ただし切った時、切り口に雑菌が付くと萎れてしまうことがあるそうです
常に新しい水と取り換え切り戻す作業をしますが、本来は水あげのよい花です♬

個性豊かなジニアはまだまだ咲きます
ぜひ、ガーデニングのワンシーンに加えてみてください(*^^*)