ハゼリソウ科(またはムラサキ科) ネモフィラ属 秋まき1年草

別名 ルリカラクサ(瑠璃唐草) コモンカラクサ(小紋唐草) ベビーブルーアイズ(Baby blue eyes) 他

ネモフィラ
Ⅰ.ネモフィラの主な概要

辺り一面に咲いた爽やかな青空“ネモフィラ”
花盛りの時期には下葉が隠れてしまうほどに、咲き揃います

原産地北アメリカ(カナダ~メキシコ西部)・カルフォルニアです。

春の花のカラーリングと言えば、黄色オレンジなどの暖色系に偏ってしまいますが、ネモフィラのが入ることでより春らしい配色にすることができます!

実際、ヨーロッパの春花壇を取り入れる場合は、ワスレナグサと並んでよく使われているそうです(*^▽^*)


ネモフィラ畑…というか観光地は、各地(茨城・静岡・大阪・大分など)に存在します!

特に大きなネモフィラ畑として知られている、国営ひたち海浜公園みはらしの丘では例年4月下旬~5月中旬までが見頃となっています(さらにネモフィラの青をイメージしたアイスもあるそうですよ♬)
ネモフィラ ペニーブラック

ネモフィラ 肥料
ペニーブラックだけがネモフィラではないんです
他にも、ネモフィラ・スノーストーム(白)やファイブスポット(黒っぽい斑点)などがあります(^^)/
ちなみに青いネモフィラメンジーシー(またはインシグニス)のことです
Ⅱ.ネモフィラの栽培特性

ネモフィラの栽培特性は、日当たり水はけの良い環境を好みます

日当たり良好の場所はもちろんですが、少しばかり日陰でも生長してくれます(※生育温度は15℃前後
春になって気温が20℃くらいの暖かさになると、茎が一気に伸びて徒長して)しまいます(^-^;


水やりですが、ネモフィラ自体は乾燥を好む性質があります
鉢の場合は、土の表面土が乾いたら水やりをします(※庭の場合は、降雨でも充分です)
やりすぎると、過湿によって根が腐ってしまうので、気を付けましょう


耐寒性もありますが、霜が降る・凍結する地域は弱ってしまうため、霜除け軒下へ移動するようにしましょう
ただし暖地や霜など心配のない地域では、戸外でも冬越しが可能です


肥料ですが、基本控え目です
鉢の場合は、春または秋にゆっくり効き目の出る緩効性肥料を与えます(※庭の場合は、元肥を少し混ぜ込めばok
生育不良(葉色が悪いなど)になった場合は、液体肥料(薄い)1・2週間に1回ほど施します(*´ω`*)
ただし、与え過ぎは葉や茎を茂らせ、せっかくの草姿が台無しになってしまいます、なるべく少量で済ませましょう


病気は灰色カビ病水で浸み付いたような病斑カビを密生させる)・うどんこ病白い粉状のカビが密生、やがて枯死する)で、害虫はアブラムシ葉茎を吸汁モザイク病などを媒介)です

手入れは、枯れた葉や花はこまめに摘み取って、キレイな状態を保ちましょう
上述にある通り、葉の茂り過ぎ茎の混み合いは、蒸れの原因にもなります。。
風通しを良くするために、切ってしまいましょう


その他です(^^)/

●ネモフィラは中性土壌が適しているので、庭植えする時は苦土石灰を混ぜ込んでおく必要があります!

●春になってたくさん花を咲かせるようにするには、秋頃に植えて根をしっかり張らせておくと良いでしょう

●根は一旦根付いてしまうと、移植が難しいといわれています(根が傷むといけないので、根は崩さないで植えるのが理想的です)。

●花壇などでネモフィラを植えるバランスとしては、他の花苗より2~3倍の数量が欲しく、間隔も10cm以上あけるのがベストだそうです

ネモフィラ 青
Ⅲ.エピソード・オブ・ネモフィラ

今までも事あるごとに紹介してきましたが、今回もネモフィラのギリシャ神話エピソードについて触れていきたいと思います(^^)/


とある若者は、ネモフィラという美しい娘に恋焦がれていました

それからというもの、若者は毎晩のように神に祈りを捧げるのでした
『ネモフィラと結ばれるなら、私の命など惜しくない…と。。


それからしばらくして、若者とネモフィラはめでたく結ばれました
しかしその夜、若者は祈った通りに天に召されていきました…合掌。。


残されたネモフィラは1人で冥界へ赴きますが、その門は開くことはありませんでした。
失意のまま、門の前に佇んだネモフィラを不憫に思った冥王は、彼女を花の姿に変えたのでした


またも悲しいエピソードが秘められていました
澄んだ青色ちょっぴり切なく見えてきたような気がしますね…。。
ネモフィラ イラスト
Ⅳ.ネモフィラにまつわるETC…

ネモフィラの花言葉をご紹介します(^^)/
成功(常なる成功・どこでも成功)』『愛国心』『清々しい』『荘厳』『可憐』『あなたを許す』…などです。。

ネモフィラの花らしさが伝わってきますが、成功というポジティブな言葉も込められているとは…意外ですね(^v^)


そもそもネモフィラと呼ばれる語源は、ギリシャ語nemos)を愛するphile)という意味があるそうです

ネモフィラが自生地は木の根元で、木漏れ日が当たるところだったため、そう呼ばれるようになったそうです


晴天の青空を映したような、やわらかい感じのが1番の特徴です
あくまでもメインの花を引き立たせる役まわりですが、見方によってはメイン以上の独特な存在感に包まれているような気がしますね