竜胆(龍胆) リンドウ りんどう

リンドウ科 リンドウ属 春・秋植えの多年草

別名 エヤミグサ(疫病草) リュウタン(竜胆・龍胆) ニガナ(苦菜) 笹竜胆(ささりんどう)

rinndou
Ⅰ.リンドウの主な概要

高貴な紫や可憐な桃が秋の風情を感じさせる“リンドウ”
キキョウと並び、代表的な秋の山野草として古くから馴染みのある花ですね(〃^v^〃)

日本には本州~奄美諸島の山野に(変種を含めて)約18種ほど存在しています
原産地はアフリカを除いた亜寒帯~熱帯山地に分布され、世界に500種(!)近くあるそうです(((゜o゜;)

リンドウは冬になると、地上部は枯れてしまいますが問題はありません!!
切り戻した後水やりをすれば翌春に新芽が出てきます

日々の手入れとしては、咲き終わった花ガラは茶色く変色したらこまめに摘むようにします(^^)/
種をつくる方にエネルギーが消費されてしまうので、つぼみができにくくなるためです。

一般に“秋の花”として知られているリンドウですが、種類によっては春や秋に開花時期を迎えるものもあるそうで、面白いですね
そんなリンドウは熊本県の県花〟でもあります
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Ⅱ.リンドウの栽培特性・管理

栽培特性は、微酸性を含み、水はけがよい土壌がを好みます
また夏場は水やりを十分に行うようにしましょう(>_<)
夏の直射日光と乾燥は苦手ですので、注意してください…。。

リンドウは日の当たる場所で管理をします(^^)/
枝や葉を丈夫にし、花つきを良くして花を咲きやすくしてくれるためです
…葉はあるのに花がつきにくくなった時は日照不足が主な原因になるそうです!!
(また、根詰まりや害虫などによるものもありますが…)
因みに曇りや雨の日は閉じていることがありますが、これはリンドウの特性です/

リンドウの水やりについてですが、メリハリが必要です(^^)/
水切れしてしまうと、根が傷んで枯れてしまいます
また、高温時期に水をやり過ぎると、根が腐って枯れてしまいます
………。。。((((・_・;)
どの草花にも言えることですが、土の表面の乾き具合で水やりを調整しましょう
受け皿に溜まった水こまめに捨てるように心がけてください

また、つぼみや花びらに水がかかっただけでも傷むこともあるそうです!!
とてもデリケート(!)なので株元に静かに与えるようにします(^_^)

直射日光の当たらない風通しのある涼しいところで管理します
霜が直接当たらないよう、軒下など屋根のある場所での管理をお願いします(ある程度の耐寒性はあります)
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Ⅲ.リンドウの肥料・病害虫

肥料はさほど必要ありません
鉢植えの場合は芽が出てくる頃~夏場の高温時期になる前頃くらいに、液体肥料を月2回ほど施します

花壇の場合は元肥として有機質を含んだ化成肥料を100mあたりに40g程で、追肥として25gを2回程与えると良いそうです

病気はサビ病です…
イボのような斑点があり一見サビついたような見た目です。
胞子を撒き散らせて病気を拡大させます
早めに取り除き株を消毒します(>_<)

害虫はネコブセンチュウです…
根に潜り込み養分を吸い取って花を咲かなくさせます。
挿木するか、植替え時に根こぶを切り詰めます(>_<)
植え替える時十分に消毒した新しい用土を使います

他にも、アブラムシは新芽や茎に被害を出し、ヨトウムシは夜に葉やつぼみを食い荒らします
見つけ次第すぐに薬剤散布で駆除します

植え替え1~2年に1回くらいします
鉢の中が根でいっぱいになり根詰まりを起こすと、花つきが悪くなってしまいますので気をつけてください
rinndou bukka
Ⅳ.リンドウにまつわるETC…

リンドウの漢字表記は“竜胆”です(竜の胆!)
古来中国ではリンドウの根は漢方薬に利用されていました
苦い薬は良く効くと言いますが、尋常じゃないくらい苦かったそうです…
この苦さは熊胆〟(こちらも凄まじく苦い漢方薬)に匹敵する勢いなので、名前もパンチのある方がいいだろう(実際はこんなノリじゃないと思いますが。)ってことで竜胆”と名付けられたそうです★

リンドウの学名は“Gentiana”(ゲンチアナ)です
これはリンドウの種類によっては薬としての利用価値を発見したゲンティウス王に由来しています
因みにこの方は、古代ギリシャ・ローマ時代にアドリナ海沿岸に存在したイリリュア王国最後の王様でした。
またヨーロッパ産のルテア〟という種類は根と茎を乾燥させて、健胃薬に配合されているそうです(^v^)v

リンドウの花言葉は『勝利』、『正義』、『誠実』、『悲しんでいるあなたを愛する』などがあります

前向きな花言葉には、薬としての働きがあることから『病気に打ち勝つ』、太陽を浴びている時だけ花を咲かせる』真面目な性質などから由来しています

少し寂し気な花言葉には、『野生のリンドウが群生せずに1本ずつ花を咲かせる』という孤独でも健気な姿が連想されています