サボテン科 ジゴカクタス属 多肉植物(園芸分類)

シャコバサボテン クリスマスカクタス カニシャボテン

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Ⅰ.シャコバサボテンの概要

多肉植物の中ではボリューミーな草姿が存在感抜群の“シャコバサボテン”
はっと目を惹く派手やかな花色も素敵ですね

原産地はブラジルの熱帯地方亜熱帯ジャングルにかけて分布しています。
特にリオデジャネイロの低地から高地などの樹の上岩の上に着生する姿が見られます!!

緑色で一見葉っぱに見える部分は〝茎節〟と呼ばれ、多肉質でやや厚みがありますが、平べったいです
また縁にあるギザギザの部分を〝肉刺〟といいます(^^)/

由来としては、節が何枚にも連なっているところが『甲殻類のシャコの姿に似ていたために名付けられました
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Ⅱ.シャコバサボテンの栽培特性・管理①

栽培特性はサボテンと同じ様…ではありません
サボテン〟と付くのでそれ相応かな…と思いきやだいぶ違います

暑さ湿気に弱いです…/
夏の直射日光を避けた明るい日差しのある場所で管理します(^^)/
根元が蒸れると生育に影響が出てくるため、鉢を吊るしたり鉢の下に何か置いたりして、風通しをよくします(^_^)d

水やりは表面が乾いたら与えるようにします
…とはいうものの、かなり時期が限られています…

●夏
植物体内の水分で補えるため、控えます。

●冬
休眠期に入っているため、控えます。

●秋の摘心後
わざと乾燥気味に管理するので、必要ありません。
(目で確認した時、米粒くらいの花芽が付いていたらようやっと水やりをします。)

肥料についてです
春~夏にかけて液肥を2週間に1回、または緩効性の固形肥料を1ヶ月に1回施します…。
7月以降はきっぱりとやめます(^_^.)
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Ⅲ.シャコバサボテンの栽培特性・管理②

シャコバサボテンを栽培するにあたり、春と秋に葉を摘むこと(摘心)が大切になってきます
ハサミいらずで、茎を軽くつまみ、ひねるだけで簡単にとることができます

春は3月下旬頃から行いますが、10℃にならないうちはやめましょう
この時期に摘心すると、株全体のバランスが良くなり、成長促進につながるためです(*^^)v
特に冬越ししたのは長さもバラバラで不揃いな感じがしますので、上の2~3節を摘んでしまいましょう。

秋は9月下旬頃から行います
花を咲かせるために、淡く咲いた花小さな新芽・茎節は摘んでしまいます(*^^)v
そうすると、開花時期が揃って花芽を平等に付けやすくするためです。

因みに摘み取ったら挿し芽として利用も可能です
バーミキュライト挿し芽用の土を使用すると良いでしょう(^v^)d

話は変わりますが、シャコバサボテンは〝純な短日植物〟です
日が短くならない花芽を付けない性質があります(゜o゜)
蛍光灯くらいの明るさでも、日の長さを勘違いしてしまうそうです
なので、外で過ごさせるのが良いとされています
11月になると寒さで傷んだり、凍結の恐れもあるため室内の明るい窓際に移動させましょう(^^)/
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Ⅳ.シャコバサボテンにまつわるetc…

開花時期は品種によって異なります。
おおむね12月頃に出まわる品種は“クリスマスカクタス”と呼ばれ、ポインセチアやシクラメンと並んで、冬の鉢花として人気があります
また、“デンマークカクタス”と呼ばれる品種は花つきが良くて大輪咲きという特徴があります
赤やピンク、オレンジに白など見た感じはパッとする色ですが、花びら自体は薄くて形も反り返っているなんて興味深いですよね(^_^)

その他、シャコ以外にカニがいます
カニバサボテン(Schumberger russelliana/シュルンベルゲラ・ラッセリアナ)”です★ミ
こちらもブラジル原産の着生サボテンで、花もよく似ています!(茎節はカニに似ています
しかし、開花時期は2~3月で肉刺もありません

この2種の違いを俗に『シャコにツメあり、カニにツメなし』と言われています

…大事なことを忘れていました(゜m゜)
つぼみがある程度大きくなった状態鉢の場所を移動すると、開花間際のつぼみが落ちることがあります
これは温度や湿度などの急激な変化によるものだそうです
デリケートな問題なのでつぼみが膨らんできたら注意が必要です(__)

では、最後に花言葉です(^^)/
シャコバサボテンには『美しい眺め』『冒険心』『命の喜び』『愛する喜び』『勝利』などがあります
寒い時期にはぴったりの心が温まるような言葉ですね~